永尾(飯降)よしゑ姉の「みかぐらうた」・昭和9年頃

            
                     9下りと10下りのレコードの部分が、破損してしまいましてMP3に変換出来なくなりました。
              もしも、レコードを所有してらっしゃる方で、ご協力して頂ける方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

                        レコード会社名・・大平(たいへい)蓄音機株式会社
                        参考文献・・・・・・ムック天理第4号P64(みかぐらうたを聴いて)

              現在のみかぐらうたとの違いを、聞き比べると面白いと思いますMP3形式になっていますので、MP3プレーヤーが必要です。
              WINDOWSの場合は、メヂィアプレーヤーで大丈夫です。

              よろづよ八首から始めて、12下りまでUPしてから、最後に座り勤めをUPします。座り勤めでは、現在と異なるところがあります。
              最後に考察を載せています。

よろづよ八首・1199KB 1下り目・669KB 2下り目・668KB
3下り目・1220KB 4下り目・1295KB 5下り目・1271KB
6下り目・1320KB 7下り目・1357KB 8下り目・1341KB
11下り目・1431KB 12下り目・1447KB
座り勤めT・757KB 座り勤めU・400KB 座り勤めV・349KB

                         みかぐらうた     地方 永尾 芳恵姉 昭和9年頃録音

                      永尾 芳恵姉 略歴

                            本席飯降伊蔵の長女として、慶応2年(1866年)生まれる。
                            明治10年の創頃、12歳より三曲(三味線)を、教祖より三年間習う。
                            永尾楢次郎氏と結婚
                            昭和11年(1936年)、出直し 71歳

                      永尾先生の地方の特徴(考察)

                            1,第1節“あしきはらいたすけたまい天輪王の命”は、慶応2年のぢうた
                            2,てんりでなく、てんりんとうたっている
                            3,第2節と4節の終わりに、“よおしよし”が鳴り物入りで入っていて、少し違う
                            4,3曲の節で歌われている
                            5,第1節と2節、3節、4節の最初に、“一ッ”が入る
                            6,12下り目の終わりに、“なむてんりんおうのみこと オーヲ なむてんりんおうのみこと”と、“オーヲ”が入って
                               歌はれている。現在のおびやつとめと同じである。
                            7,3下り目一ッ、“ひのもと”が少し違う、又3,4下り目の扇をおく間がない。


                      又、昭和4年天理教会本部雅学部発行の、みかぐら歌鳴物譜(上)“お琴、琵琶、八雲”にも、永尾の奥様に
                      教えていただいた、そのままにこの譜本を、出すことにしましたと、編者が書いて、このテープのままの譜本を
                      出されているが、当時はこの譜本でよかったのだろうか、疑問である。

                      注)第1節は“あしきはらい”、第2節は“ちょとはなし”、第3節は“いちれつすまして”第4節は“よろづよ”

                          参考文献
     
                        天理教校論叢16〜18号(みかぐらうた本研究の諸問題について ) 永尾 広海
                        あらきとうりょう121号特集(おつとめ)考察       ムック天理4号おつとめ